染料
Dyes染料とは
色を有する物質は色素と言われ、一般的にその中で、
・対象物(繊維、紙)に染着すること
・一部を除き、水溶性であること(染色が容易であること)
の性質を有するものが染料と呼ばれます。
用途としては、私たちの生活に密着しており、ありとあらゆる分野に使用されております。
直接染料
水溶性アニオン染料の中で比較的分子量が大きく、セルロース繊維に対して、親和性を有する染料です。パルプの種類に関係なく用いることができ、特にセルロース純度の高いパルプほど染着性がよく、一般的に耐光・耐水性が優れています。
塩基性染料
水に可溶でイオン性がカチオンである染料。一般的に色調は鮮明で、未晒パルプや機械パルプなどにはよく染着します。また、パルプ中に含まれるリグニン等が媒体として強く結合されるもので、セルロース繊維に対する染着力はほとんどないという性質があります。
環境に関する取り組み
- 排水負荷低減
- 顧客での排水規制対応として、COD低減やT-N低減に関する製品改良に取り組んでまいります。
- 高濃度化によるCO2削減
- 液体染料の高濃度化により、使用水、および輸送回数の削減によるCO2削減に取り組んでまいります。
- 化学物質の管理(使用物質の把握、購入原材料の把握、製品開発の原材料の選定等)