弊社創業者・田中茂木は、1920年（大正9年）、戦後恐慌とスペイン風邪流行の中、「事業は不況時から始め、困難を乗り越えて堅実に発展させるもの」という信条と「額に汗して、よりよい商品を製造し、より多くの人々に喜んでいただく」という経営理念のもと、日本の合成染料の発祥の地、和歌山市で合成染料製造をスタートしました。

以来、私どもは、「信用と技術と人間尊重」を重視し、堅実経営をモットーとして、独自技術を磨きながら、新規の合成染料を始め、光の吸収・反射の技術を応用した蛍光増白剤や特殊機能性化学品などの開発・製造・販売を社業として発展してまいりました。

2020年（令和2年）、弊社は新型コロナウイルス・パンデミックの世界不況の中、創業100周年を迎えました。

くしくも、私どもは創業100周年をもって創業者の信条である「事業は困難を乗り越えて堅実に発展させるもの」という原点に立ち帰り、次の100年の新しい時代に向けて200年企業を目指していくことになりました。

私どもは、過去に類を見ないこの時代の大変革期にあって、独自技術を更に発展させ、新しい時代の社会の課題・ニーズにお応えする、よりよい製品・サービスの開発に取り組んでまいります。

そして、全社員で「お客様第一の良い仕事」を行い、より広くサステナブルな社会への貢献を推し進めてまいる所存です。

社会貢献をとおして“お客様から一番にお声がけいただける、よりよい会社”、“お客様も社員も幸せになる、よりよい会社”、これが私どもの目指す、これからの弊社の「あるべき姿」であり 「ありたい姿」です。

何卒、より一層のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。